関谷文庫
「そのままで心を楽にする禅の言葉」
著 枡野俊明
住職であり、庭園デザイナーであり、大学の教授である枡野俊明さんによる
禅の教えをまとめた本です。
たまたま、とある雑誌に載っていたのを目にして気になったのでチェックしたところ、
これまた奥の深い世界で一気にもってかれてしまいました。
禅とは、人間がこの世で生きていく根本となる教えであり、
坐禅を通して釈迦の悟りを会得しようというのが禅だそうです。
この本に載っている沢山の言葉は、普段見落としている大事な事を気付かせてくれます
その中でも一番気になった言葉「萬法一如」
これは、あらゆる存在の根源はみな同じであり、人も社会もすべてがつながりあって
成り立っている。自分も、自分以外の誰かも、その存在は全て同じ。
自分だけの幸せというのはあり得ない。
という意味の言葉です。
う~ん
奥が深い・・・
でもとても素晴らしい言葉だと思います。
本日は3月11日。誰もが忘れられない日。
あれからちょうど1年が経ちました。雲がかった空は少しずつ晴れ間が見えてきましたが
まだまだ問題は山積です。でもそれは人間の心のゆとり一つで変わるのかも知れませんね。その心の積み重ねがこれからも日本を元気にして行ける事を信じます。
シンプルに言えば禅とは「目の前にあることをしっかりとやる」ということ。
しっかりと食べて、しっかりと遊んで、しっかりと働く。そうすればそれが何かに誰かに
繋がって、良い結果が生まれると最高だな。
皆さんもちょっとした壁にぶつかった時に、この本を手にとってみてはいかがでしょうか?
さて、明日は休みだ。元気になるために今日もしこたま飲んじゃいます!(笑)